【絶望的】早生まれの中でも厳しい!3月生まれの保活が完全に詰む理由




こんにちは!ママブロガーのあねもねです。

11月も半ば、来年4月入園を目指すママ達は、保活を頑張ってらっしゃると思います。

我が家も数年前は保活のために必死でした。

育休延長期間中に保育園に入れなかったら、最悪の場合退職しなければなりませんからね。必死です。

ちなみにうちの娘は3月生まれです。

保活において早生まれは不利です。

そんな早生まれの中でも特に3月生まれは、圧倒的に不利です。

うちの娘は3月生まれなんです(2回目)

念願だった妊娠が判明して、喜びで頭がいっぱいでしたが、一方で

「保活大変なやつだ…」

と思ったのも事実…

子どもができてからも働き続けたいと思っていたので、妊活中の頃から保活のことは調べていました。

なので、3月生まれの保活が大変ということは知っていたのですが。

やってみると実際大変です泣

産休に入ってから、ゆっくりお買い物とか外食とか、やりたいことをやろうと考えている方、いらっしゃると思います。

産休・育休中にしておくべきこと①

ぜひやり残しの無いよう、無理はせずに楽しんでほしいです。

ただ、産後も職場復帰を予定されている方は、保活も忘れずに!

なるべく早く、戦略的に行動してくださいね。

とくにお子さんが早生まれ、中でも3月生まれのご家庭は、本当に頑張ってください。

今回は、3月生まれがどれだけ保活に不利かということをテーマに送ります…。

 

まずは基礎知識。保育園について

3月生まれが大変ということをご説明する前に、まずは前提として、我が国の保育園制度について簡単に解説します。

ご存知の方は次へどうぞ。

保育園の種類

ざっくり説明します。

  1. 認可保育園
    園の広さ、保育士さんの数等、国の基準を満たした保育園。メリット
    公費の補助があるので保育料が安い(※世帯によります)
    基準を満たしている安心感。

    デメリット
    入りにくい。

  2. 認証保育園
    東京都独自の制度。用地確保が困難な大都市では、国の基準では保育園の設置が進まないため、国の基準を緩和した基準を都が設けて、それを満たした園を認証保育園として認めるものです。メリット
    自治体によっては補助が出るので、認可保育園と同じくらいの保育料。
    園独自のプログラムを工夫しているところが多い(食育とか英語教育とか)

    デメリット
    国の基準を満たしていない(園庭がない、あってもせまい、ビルの一室など園舎がせまい)
    入りにくい。選考基準が不透明

  3. 認可外保育園(無認可保育園)
    認可保育園・認証保育園以外の保育施設です。メリット
    園独自のプログラムを工夫しているところが多い(食育とか英語教育とか)
    高級なところだとサービスが手厚く親の負担が少ない(送迎バスがあったり、夕食や入浴させてくれたり)

    デメリット
    補助が入らないので保育料が高い

 

いかがでしょうか。

ざっとこんな感じなのですが、それぞれのメリット・デメリットを比べると、

保育料の負担が少なく、保育園の広さや保育士さんの人数の基準をクリアしている認可保育園に入れたくなりますよね。

多くのママ達がそう思うので、保活は激戦なわけです…

 

ちなみに認可保育園にはさらに公立か私立かの区分があります。

我が家は私立の認可保育園に通っています。

どっちがいい悪いはあまり無い気がしますが、友人の子どもが通っている公立保育園は、ルールが細かくやや負担を感じるそうです。

(防災頭巾カバーの名札のサイズ・位置まで決まっているとか、週末にお布団カバーを親が付け替えるとか)

うちの子の保育園に限っての話になりますが、持ち物も少なく負担はあまり感じません。
(持ち物は着替えとお昼寝用の掛け物・敷き物くらい。布団じゃないので軽い。)

 

3月生まれが保活において不利な理由

認可保育園への入園は、まずは0歳4月募集を狙うのがセオリーです。

というのも、0歳4月入園が一番募集定員が多いからです。

ちなみに保活激戦地域では、4月入園募集で定員は満員になるのが通常のため、年度途中での入園を狙うのはやめておいた方が良いです。

(転勤等で退園する人もいるので、年度途中の入園がゼロとは言いませんが…

同じように年度途中の入園を狙う人もいますので、競争率は可能性は限りなくゼロに近いと思います。

期待せずにチャレンジするというスタンスで!)

では1歳4月入園はどうか。

1歳4月入園は、0歳児クラスから持ち上がりで募集枠はほとんどありません!

ということは、0歳児クラスでの入園を目指さなければなりませんね。

保育園によりますが、0歳児クラスの入園は「生後57日から」としているところが多いです。

4月1日に生後57日。つまり、遅くとも2月1日に生まれていないと、0歳4月入園に応募できないのです。

つまり、3月生まれは0歳4月入園に応募すらできない。

「じゃあ1歳4月入園に…って、1歳4月入園枠少なっ」

と完全に詰んでしまうのです…

 

3月生まれの保活のポイント

というわけで、3月生まれはただでさえ狭き門の認可保育園入園の中で、絶望的な戦いを強いられているのです。

なので、3月生まれのお子様をお持ちのご家庭は、別の切り口で戦わなければなりません。

追加ポイントを狙うのです。

多くの自治体では、保育園の選考は指数と呼ばれるポイントを基準に行われています。

指数は基準指数と調整指数に分けられ、

基準指数は、両親の就労状況や健康状態といった基礎項目を点数にしたもの、

調整指数は、希望する保育園に兄弟が在園している、両親が就労中で既に認可外保育園等を利用しているなどといった各家庭の状況を点数にしたものとなっています。

悲しい話ですが、保活激戦地域では、両親ともにフルタイム勤務が保活の最低ラインとなっているということ。

たとえば、港区の場合。

両親ともに週5日以上・1日8時間以上の就労(育休中で復帰予定を含む)で、基準指数は父20点+母20点=40点。

これがスタートラインとなります。

これに調整指数として、兄弟が認可保育園に通っていることや、認可外保育園等を利用し既に就労していることをプラスさせるのです。

つまり、3月生まれのご家庭は、

お金をかけて認可外保育園もしくはベビーシッターを活用して、12月1日時点までに職場復帰し、

調整指数を武器に1歳4月入園戦に臨む!

という戦略をとるのがセオリーになります。

では認可外保育園・ベビーシッターを使おう、となると実はまた壁が。

ベビーシッターはかなりお金がかかります。

そりゃそうですよね。朝から夕方まで、マンツーマンでお世話してくれるんですもの。

せっかく復帰してもお給料がふっとぶでしょう…

じゃあ認可外保育園か、となります。ベビーシッターよりはお金はかからないので。

とはいえ月額十数万以上かかるところはざらで、負担は重いですが。

それでもやるんですよね。お金はこれから先ずっと必要で、一時的なマイナスを負ってでも復帰する道を選ぶんです。

ただ、認可外保育園もほいほい入れるわけでなく…

これは次回にまわしましょう。

 

全ての働きたいママが、金銭的・精神的・肉体的負担感なく、安心して子どもを預けて、職場復帰できる世の中になることを願います!




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