こんにちは!ママブロガーのアネモネです。
私の働く会社は、良く言えば歴史のある、悪く言えば古くてお堅い会社です。
なので、私よりも上の年代(40代〜50代以上)になると、女性社員はかなり少ないです。
寿退社or出産を機に退社 というのが普通だったわけですね。
私は30代なのですが、同世代の女性社員で、結婚を機に辞める人はほとんどいません。
「結婚するので辞めます」と言うと「え!?なんで?」と言った感じです。
子どもを出産しても、だいたいみんな戻ってきます。
私自身も、娘を産んで9か月後に職場復帰しました。
今も会社勤めで、フルタイムで働いています。
本当は時短勤務の予定だったのですが…
そんな私が考える、ママの働き方についてです。
もくじ
専業主婦志望だった私が、育休明け復帰した理由
実は、学生の頃の私は専業主婦志望でした。
子どもができたら、会社を辞めて、理想の家庭を築くために子育てと家のことに専念したい。
そう思っていました。
でも実際、出産して、子どもと2人きりで家にいると、社会が恋しくなるんですよ。
上司に気を使ったり、お客さんに振り回されたり、関係者の調整にかけずりまわったり、仕事のための仕事に忙殺されたり…
そんな仕事でも戻りたくなる不思議。
毎日家事と子育てをこなす。終わり無くそれを淡々とこなす。
私にとってそれはシンプルで気楽でしたが、閉塞感というか物足りなさがあったんです。
せっかく就職した会社を辞めるのはもったいないかな、と思う気持ちもありました。
あとは単純に、家計のためにもできるだけダブルインカムでいこう!と考えたことも、復帰を決めた理由です。
そして、激戦の保活を経て、産後9ヶ月で職場復帰しました。
職場復帰後。初めの月はノー残業。マミートラック気味?
復帰当初は時短を予定していました。
やはり子どものケアにも時間を取りたいと思ったので。
ところが。
人手不足のため、フルタイムで復帰することに…
とは言え、子どももまだ1歳にならないほどだったので、「定時退社」で復帰することで話をつけました。
あと、子どもの体調不良などで、早退することやお休みすることがあることも、上司に伝えておきました。
そうなると、主担当の仕事はできなくなります。
いつ休むかわからない人に、メインの仕事は任せられないと。
それは仕方が無いことだと思います。私も納得していました。
ただ、実際業務についてみると、産休前は自分がメインでしていた案件で、補助的な仕事しかできないと言うのは、正直かなりつまらない!
「これがマミートラックか?」
悶々とした日々でした。
復帰後2か月目からは残業。今度はジレンマ
ただ、それも長くは続きませんでした。
退職者が出てしまい、さらに一人当たりの負担が増えたんです。
私はほとんどの案件で主担当に戻されました。
今まで5人でこなしていた仕事を1人でこなさなければならないような状態で、残業しないと仕事が終わらないほどになりました。
マミートラックなんてことは一切感じなくなりましたが、今度は、家庭と子育てにかける時間が激減し、
ジレンマを感じるようになりました。
長い目で見れば、マミートラック的な環境も悪くない
そもそも、マミートラックというのは、
育休から復帰した女性に、補助的な仕事ばかり与えてキャリアアップが望めない=出世コースから外れる状態のこと。
人によっては、自分の能力を発揮できないと感じ、仕事に対するやる気がそがれてしまいます。
一方で、時短勤務や早退など、子育てを優先した働き方ができるというのも事実です。
しかも、(会社員の場合)正社員の地位を維持したまま。
これって考え方によっては有利な条件だとも思えるんです。
補助的な仕事で定時に帰れていた頃と、主担当の案件を任されて残業続きの今と
両方を経験してみて感じることは、
子どもが幼いうちは、マミートラック的業務で長時間労働を避け、細く長く働く
というのも、働き方の一つとして考えてもいいのかもしれない。
とは言え、いつまでもマミートラックにはまった状態だと、それはそれで承認欲求が満たされずに辛そう…
なので、自分が今マミートラックにはまってる、という方は
今の状態を利用して、子育てにより比重をおいて、子どもにてがかからなくなってから自分のキャリアを積めるよう、準備を進めるというのが良いかもしれません。
マミートラックから引き上げられたはいいけど、家庭がおろそかになって不満がたまっている私は、
家庭も仕事も両立できる自由度の高い働き方を模索しているところなのです。
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