【乳腺炎体験記④】乳腺炎の治療、針での治療「穿刺」って知っていますか?




こんにちは!ママブロガーのあねもねです。

今日は乳腺炎体験記の第4弾。

断乳後にこじらせてしまった乳腺炎の治療の話です。

 

断乳の話はこちらを見てね。

【乳腺炎体験記③】断乳から始まった悲劇…乳腺炎をこじらせた話

 

最初にお伝えしておくと、今回の話はなかなかグロいです…

でも、乳腺炎をこじらせてしまった人の実体験って、あまり聞いたことがないので、

誰かの参考になればと思い、書いてみます。

授乳中のママ、母乳育児を考えている妊婦さん。

ぜひ読んで、乳腺炎治療の恐怖を感じてください…

そして、乳腺炎にならないように、きちんとケアするようにしてくださいね!

 

断乳後の乳腺炎。助産師さんへ駆け込みヘルプ!

 

私が断乳したのは、ちょうど1年前のクリスマス近辺の時期。

 

  • 年末にたまった疲労で体調不良+娘の夜泣きで寝不足
  • クリスマスに脂っこい食事をしてしまった
  • 自己流の断乳 ←これ!

 

悪い条件が重なり、乳腺炎になってしまいました。

とくに3つめの「自己流の断乳」というのが良くなかったと思います。

いきなりの断乳で、適度にさく乳できていなかったので、母乳がつまり乳腺炎になってしまったんです…

 

乳腺炎になった場合の一番の対処法は、詰まりをとりのぞくこと。

そして、詰まりを取り除くのに一番効果的なのは、赤ちゃんに吸ってもらうこと。

ただし、断乳決行中は、赤ちゃんに吸ってもらうことはできません!

授乳を再開してしまうと、赤ちゃんは母乳のことを忘れられませんからね。

なので、断乳中に乳腺炎になってしまった場合は、一旦断乳を中止することも選択肢の一つかと思います。

ただ、私の場合、娘の歯で胸に傷ができてしまい、激痛のため授乳ができず断乳を決行していたので

断乳中止は考えられませんでした。

そこで、助産師さんにマッサージで治療してもらうことにしました。

 

こもね
乳腺炎になったら、まずは産院などで助産師さんに相談しよう

私は、乳腺炎になりやすかったので、何度か助産師さんのマッサージをお願いしていて、

いつも利用している病院がありました。

すぐにでも治療をしてほしかったのですが、あいにく予約が取れず。

あわてて別の病院を探しました。

そこで見つけたのが、助産師さんの出張サービス。

家にいながらマッサージしてもらえるんです。

乳腺炎が悪化しているときって、熱は出るわ、胸は痛いわでしんどいですからね。

病院まで移動しなくて良いのは助かります。

そう思って、そのサービスをすぐ予約しました。

ただ、私の場合、それが間違いだったんです…

 

助産師さんにマッサージしてもらった!…なのに。

 

そして予約してすぐに来てもらった助産師さん。

私と同年代くらいだったかな? 可愛らしい女性でした。

 

「あ〜。これはひどい。」

 

彼女は私の胸を見て、開口一番そう言いました…

というのも、詰まりがひどくて、自分の手ではさく乳もできず、娘に吸わせることもできず

私の胸はかなりぱんぱんに張ってしまって、岩のようにごつごつになっていたんです。

もう触られるだけで痛い泣

とにもかくにもマッサージ!ということになって、処置を始めてもらったんですが…

 

これがものっすごい痛い!

 

今まで乳腺炎になってマッサージしてもらったことが何度か合ったのですが、そのどの時よりも痛い!

それだけ詰まりがひどかったんだと思います。

 

そして冷や汗かきながら、ひたすら痛みに耐え、1時間。

 

あまり変わってない汗

あんなに痛かったのに! 時間掛けてけっこう母乳も出てった感じだったのに…

 

「大丈夫だろうか…」

 

ちょっと不安になってきました。

助産師さんも

「けっこう手強いですね」

と。

でも、彼女は落ち着いた様子で

「あと2回ほどマッサージすれば大丈夫だと思います」

と説明してくれたので、とりあえず納得しました。

 

そして言われた通りに2回ほどマッサージを受けました。

ただ、いっこうに胸は良くなりません。

数日後、再び高熱に。

胸も痛くて眠れない!

助産師さんからは、もう少し様子を見ましょうと言われたけれど、これはやばそう、そう思い

翌日乳腺外科に電話しました。

 

 

乳腺外科へ。そして恐怖の「穿刺」!

 

乳腺外科ってご存知ですか?

たぶんほとんどの人が知らないと思います。

女性でも知らない人の方が多いんじゃないでしょうか。

乳腺外科は、乳房の病気・トラブル(乳がんがまず思いつきますね)を専門に見る診療科です。

乳腺炎の治療も行っています。

私は乳腺炎に何度もなりましたが、乳腺外科にかかったのは、断乳後になった乳腺炎が初めてです。

というのも、乳腺外科にはなるべく行きたくなかったからです。

それは、乳腺外科に行くと、乳腺炎治療ですぐに穿刺(針)や切開をされると思っていたから。

 

(注意)あくまで私がそう思っていただけです。乳腺炎をこじらせる前に、専門の病院や乳腺外科に見てもらうことは大事です!

 

私は痛みに弱く、恐がりなので、針や切開なんて聞いただけで、もう、無理!!

でもこの時はそうも言ってられないほど症状が悪化していたんです。

 

病院に行くと、まず助産師さんに胸の状態を見てもらいました。

「これは…まずいですね

そういうと、助産師さんはすぐに乳腺外科医の先生(院長でした)を呼びました。

院長先生は、エコーで胸の内部の様子を見て

「あ〜膿みがたまってるね、これはすぐ針で抜かないと

 

恐れていた事態に!

針で抜く=穿刺(せんし)とは、

胸にたまっている膿を特殊な針で吸引して取り出す治療です。

麻酔なしで!

(麻酔するところもあるみたいですが)

針は曲がるようになっていて、先生がエコーで膿みの位置を確認しながら

針をぐりぐり曲げて、膿みの場所を探りながら吸引するんです。

 

…書いてて寒気がしてきます 笑

聞くだけで痛いですね。

実際痛いです。

ほんと痛いですよーーー!!

あねもね
もう二度としたくない!!

 

施術時間は15分くらいかな?

わりと短かったんですが、終わった頃にはへとへとでした。

先生にも、助産師さんにも、優しくいたわってもらえたのが救い。

ただ、助産師さんから

「断乳後すぐに来てくれれば、抗生剤の薬で治せたかもね…」

と言われて、

出張サービスを頼んだことを後悔しました…

 

 

断乳をきっかけに乳腺炎にならないようにするために

 

私は断乳をきっかけに乳腺炎になりました。

そして、穿刺という胸に針をさして膿みを取り除く治療をしなければいけないほどにこじらせてしまいました。

これを読んでくださっている、授乳中のママ。妊婦さんへ。

何度も言いますが、

断乳する場合は、信頼できる助産師さんの指導とケアを受けてください。

それに加えて、できれば

乳腺外科を併設している病院を選んでください。

というのも、私が断乳後の乳腺炎で利用した助産師さんの出張サービスは、

自宅でマッサージを行うので、もちろん専門の設備がないわけです。

乳腺外科の助産師さんに言われたように、胸の内部を見られるエコーなどの装置がある病院で、

すぐに状態を見てもらえていれば、針で吸引するほどまで悪化しなかったんだろうな、と思います。

なので、断乳予定の方、もしくは乳腺炎になってしまった方は、乳腺外科のある病院に行き、

いつでもお医者さんに診てもらえる環境で、助産師さんのマッサージを受けるのがベストですよ。

 

さて、針で膿みを抜いて、すっきり!

症状も改善。無事乳腺炎治療が終わりました!

…とはなりませんでした。

針では完全に膿みを取り除くことができなかったのです。

次回、さらに恐怖の乳腺炎治療

切開のお話をします!




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