こんにちは!ママブロガーのあねもねです。
3月生まれの娘の保育園確保のため、産休に入ってから本格的に保活に取り組んだ私。
東京など首都圏エリアでは、思うように保育園に入れないと言うのは、さんざん聞いてきたことでしたが、
実際に取り組んでみると、本当に保活って絶望的に大変。
何が大変って、
そもそも保育園に入るために何をすればいいの?
という基本的なことを一から自分で調べなくてはいけなくて(一応役所のウェブサイトとか、資料もあるけれど、概ねどれもわかりにくい)
調べて概要が分かったところで、具体的にいつ、どう動けばいいの?ということも調べなくてはいけません。
さらに、自分の場合はどうなのか?ということも考えなければいけない。
ここがポイントでして、子どもの生まれ月や親の働き方(会社員なのか自営業なのか)、家庭環境(子育てを助けてくれる祖父母の同居有無、シングルマザー等)など、
それぞれの家庭によって、保活のやり方って変わるんですよね。
我が家の場合は、
- 両親ともフルタイム会社員
- 両方の実家は遠方(子育てヘルプは望めない)
- 兄弟なし(既に認可保育園に通っている兄弟のポイント加点なし)
- 3月生まれで1歳4月に認可保育園入園希望
といった感じ。
とくに4つ目の「3月生まれで1歳4月入園希望」これがネックでした…
3月生まれで、最も激戦である「1歳4月の認可保育園入園」に向け、私が実行したことは
調整指数の獲得。
保活の常套手段であり、この仕組みの意義に疑問をもつ方も多い、
「12月1日時点で既に職場復帰ししている=認証・認可外保育園orベビーシッターに預けている」ことによる加点ですね。
自治体によって異なりますが、だいたい、費用負担の大きい認可外保育園やベビーシッター利用者に多くポイントが付与され、その次が認証保育園(公費補助あり)となります。
私は、最初からこの調整指数獲得狙いで、12月に認証保育園か認可外保育園に入れようと考えていました(ベビーシッターは費用的に不可能と判断。検討せず)
家の近くに認証保育園があったのでそこがいいな〜と思っていたのですが、倍率100倍以上!…すぐあきらめました涙
そこで、私が全力で探したのが認可外保育園。
なんとか確保でき、無事12月1日に職場復帰を果たしました。
そして、この4月に無事認可保育園に入園できました。
この手法が良い悪いの議論はここでは置いときまして、実際に認可外保育園に入るために、いつ何をすべきかということを解説します。
認可外保育園のリストアップ
まずはこれをしないことには始まりません。
私は、自宅近くか、通勤途上の駅付近、会社近くを条件に探しました。
ただ認可外保育園ってそもそも数が少ないんですよね…。
通えそうな範囲に絞るとほんの数件しか残りませんでした。
ちなみに、認可外保育園は、区役所等では資料をもらえません。管轄が違うので。
ではどこで確認できるかと言いますと、東京都福祉保健局のウェブサイトです。
そこで通えそうな立地の保育園をピックアップし、さらに、東京都福祉保健局の立入調査結果を確認します。
ただ預けられればいいってものじゃないですよね。
子どもを安心して任せられるところかどうか、最低限事前に確認できるものは確認しておきました。
見学予約と面談。1件目
通えそうなところをリストアップしたら、かたっぱしから電話してみましょう。
その際は、
- いつ入園したいのか
- 何年何月生まれなのか
などを伝えて、
- いつ見学できるのか
- 入園予約はできるのか
ということを確認しました。
「そちらの保育園の入園を検討している者です。施設見学のことなどお聞きしたいのですが、お時間よろしいでしょうか?」というような感じで。
迷惑にならないと思われるAM10時頃にかけましたが、先方の都合が悪いときは折り返しいただいたり、こちらから指定の時間に掛け直したりしました。
認可外保育園の場合、見学可能時期は園によってまちまちです。
私は、早い者順で予約できると思っていたので、産休に入った2月に張り切って1件目の保育園に見学しましたが、
「来年度の入園はまだ未定なので〜」
と言われてしまい、予約できませんでした…
そりゃそうですよね。
保育園側からしたら、12月まで1人分の枠を確保する言われはないですからね。その間保育料は入らないので。
出産前に確保できれば、安心して赤ちゃんのお世話に集中できるのに。
そうがっかりしたのを覚えています。
けっきょく、その後は出産予定日も近かったので、認可外保育園へのアプローチは一旦お休みしました。
見学・面談2件目
3月に無事娘を出産。
喜びもつかの間、初めての育児にてんやわんやで、しばらく保活どころではありませんでした。
5月からぽつぽつ認証保育園の見学をしたものの、入園倍率100倍以上と聞いて、こりゃ不可能だなとすぐあきらめました。
そして、9月に、2件目の認可外保育園を見学しました。
ここは唯一自宅から徒歩圏内にある認可外保育園。
なんとしてでも入れたい。そう思っていました。
事前に保育園のウェブサイトで、施設の雰囲気と、園長先生の経歴、経営母体等を確認し、正直100点満点のところではありませんでしたが、
認可保育園に入るまでの数ヶ月間だけならと割り切りました。
そして見学当日。
指定された見学時間はお昼寝の時間。
園の都合もあるので仕方ないことですが、子ども達と先生の関わりを見たかったので正直残念でした。
その認可外保育園はちょっと古めのビルの1フロアにあり、事務所スペースと保育スペースがパーテーションで区切られているような小規模なところ。
園長先生から施設の概要(保育スペース、トイレ、避難経路等)や、パンフレットに沿って保育時間や費用、お迎え要請の基準(何度以上の熱、等)の説明をいただきました。
あらかた説明を受けた後、12月1日からの入園を希望していることを伝えました。
園長先生からは、
1件目の認可外保育園と同じですね…。これは難しそうか、と思いかけたとき、
「今月から入園していただけるなら、枠を確保します」
と言われました。
娘は生後6か月目。まだハイハイもしない頃です。
しかも、見学したその月に入園というのは娘にも負担です。
それに職場復帰もせずに保育園に預けるというのは、保育園費用がまるまる負担になるということ。
認可外の保育料十数万円の負担は大きいです…。
そんなニュアンスのことを伝えると、今度は
「今月から11月末まで、最低週2回預けるなら。もちろんしばらくは午前中のみで徐々に慣らしましょう」
と。
費用はフルで預けるよりも安く済みます(それでも毎月5万円以上かかりましたが…)。
それなら何とかできるかな。でもどうしようか…と迷っていたら園長から一言。
「今この場で決めて、契約金をお支払いいただければ確保します」
入園予約と契約金(!)
うわ…足下見られてる
これが正直な感想です。
迷う隙を与えないと言うか、その場で決めさせられるといのはちょっと無謀な気がしたんですよね。
それに安くない契約金。なぜその場で支払わなければいけないのか…
一旦席を外し、夫に連絡。夫も驚いていました。
疑問には感じましたが、結論は出ていました。
私は最寄の銀行でお金を下ろし、保育園へ戻り、契約金を支払いました。
まとめ:保育園確保に必要な物。けっきょくお金…?
やり方に少し疑問を感じつつも、1歳4月で確実に認可保育園に入れるため、多少のことには目をつぶろう。それが本音です。
けっして完全に納得できたわけではありませんでした。
でも、結果的にこの認可外保育園を確保できたことで、無事12月から職場復帰も果たせましたし、
4月から認可保育園に入園できました。
私がとった対策は、
- 産休に入ってすぐ認可外保育園の見学をすること
- できるだけすぐに入園予約すること
この2つだけ。
でも、認可外保育園の入園には正直お金がかかります。
お金をかけて、認可保育園入園のために調整指数を買う。
これが、日本の保活制度の現状の一つなんですよね。
正直釈然としないものがありますね。
とは言え、現行制度を憂いるだけでは保育園には入れられません。
保活においては、ある程度割り切って行動することも必要かなと、思っています。
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